広島東洋カープの本拠地、MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島(マツダスタジアム)。一歩足を踏み入れると、日本の他の球場とは明らかに違う「開放感」と「独特の形」に驚かされます。
その最大の秘訣は、日本の球場では珍しい「左右非対称(アシンメトリー)」な設計にあります。なぜあえて左右バラバラの形に造られたのか、その魅力を紐解いてみましょう。
メジャーリーグ流の「ボールパーク」を目指して
日本の多くの球場は、かつては扇形で左右対称の形が一般的でした。しかし、マツダスタジアムはアメリカのメジャーリーグで主流となっている「ボールパーク」のコンセプトを導入しています。
あえて左右非対称にすることで、単なる競技場ではなく、歩いているだけで景色が変わる「公園のような楽しさ」を生み出しているのです。
左右非対称が生んだ「マツダスタジアム」3つの特徴
左右が異なる形をしていることで、マツダスタジアムには以下のようなユニークな特徴が生まれました。
開放感あふれる「コンコース」
スタジアムをぐるりと一周できる幅広のコンコース(通路)があり、どの位置からもグラウンドが見えるよう設計されています。左右非対称だからこそ、歩く場所によってグラウンドの見え方が劇的に変わります。
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バラエティ豊かな観客席
レフト側とライト側で構造が異なるため、多彩な座席が配置されています。バーベキューを楽しめる席、寝そべって観戦できる席、さらには新幹線がすぐ横を走る様子が見える席など、観戦スタイルそのものがエンターテインメントになっています。
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風と光の通り道
スタジアムの一部を開放的な設計にすることで、心地よい風が通り抜け、夏の暑さを和らげるよう環境にも配慮されています。
左右非対称だからこそ生まれる「ドラマ」
実はこの形状、試合展開にも影響を与えます。レフト側とライト側で外野フェンスの距離や膨らみが異なるため、「この球場ならではの打球の跳ね返り」や「風の読み」が重要になります。
左右非対称な設計から生まれる多様な視点は、広島の野球観戦をより豊かに、ワクワクさせるエッセンスとなっているのです。
マツダスタジアムを訪れた際は、ぜひ試合だけでなく、その個性的な形が生み出す独特の雰囲気も楽しんでみてくださいね。


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