毎年12月17日は、ライト兄弟が世界で初めて動力飛行に成功した歴史的な日にちなみ、「飛行機の日」とされています。空の旅の発展を記念するこの時期に、広島の空の玄関口である広島空港の魅力を深掘りしてみましょう。
この記事では、現在の広島空港がどのようにして誕生したかという歴史から、旅行やビジネスに役立つ実用情報、さらに飛行機ファンが唸る絶景撮影スポット、そして空港で味わえる絶品グルメまでを徹底的にご紹介します。
※この記事に掲載している画像はイメージです。実際の団体、個人、店舗、商品などとは異なる場合があります。
広島空港の歴史と現在の姿
現在、三原市本郷町にある広島空港は、実は広島にとって「二代目」の空港であることをご存知でしょうか。広島の空の玄関口がどのように変遷してきたかをご紹介します。
旧広島空港の時代(1961年開港)
現在の空港に移転する前、初代の「広島空港」は広島市西区の海沿い(現在の広島ヘリポート付近)にありました。
- 開港年: 1961年(昭和36年)
- 課題: 市街地に近接していたため、周辺住民への騒音問題が発生していました。また、当時の滑走路は大型ジェット機の離着陸には長さが足りず、増大する航空需要への対応が困難でした。
これらの課題を解決し、国際線を含む大型機を受け入れられる体制を整えるため、新空港の建設・移転が計画されました。
現在の広島空港の誕生(1993年開港)
現在の広島空港は、広島県の中央部に位置する三原市の丘陵地帯に建設されました。
- 開港日: 1993年(平成5年)10月29日
- 名称変更: 新空港の供用開始後、旧広島空港は**「広島西飛行場」**と名称を改め、その後も小型機などが利用する飛行場として運用が続きましたが、2012年に廃止され、現在は広島ヘリポートとして活用されています。
現在の空港は、長大な滑走路と十分な敷地を持ち、国際線も多く就航する「空の玄関口」として、広島の発展を支えています。
広島空港を「使う」ための最新実用情報
スムーズな旅のために知っておきたい、現在の広島空港の役立つ情報をご紹介します。
市内・主要観光地へのアクセス徹底比較
広島空港から広島市内(広島駅・バスセンターなど)や主要観光地へ向かう手段は主にリムジンバスと**車(タクシー、レンタカー)**の2種類があります。
| アクセス手段 | 主要な行き先 | 所要時間(目安) | 特徴 |
| リムジンバス | 広島駅、広島バスセンター、福山駅など | 約45分~1時間10分 | 定時運行で料金が明確。乗り換えなしで移動できる利便性。 |
| 車(高速道路利用) | 広島市内 | 約40分~50分 | 荷物が多い時やグループ旅行に便利。スケジュールに合わせた移動が可能。 |
【ポイント】
リムジンバスは航空機の発着に合わせて運行ダイヤが組まれています。時間に余裕を持ってご利用ください。
利用者が知っておきたい便利情報
広島空港のターミナルビル内には、旅を快適にする様々な施設があります。
- 無料Wi-Fiサービス: ターミナルビル内で「Hiroshima Airport Free Wi-Fi」を利用できます。
- 手荷物サービス: コインロッカーや手荷物一時預かり所が設置されています。
- 充電スポット: 旅客ターミナルビル内の出発ロビーや搭乗待合室などで充電用コンセントを利用できる場合があります。
絶景を捉える!広島空港周辺のベスト撮影スポット
飛行機ファンや写真愛好家にとって、広島空港は絶好の撮影スポットの宝庫です。
空港内の定番!「送迎デッキ」
旅客ターミナルビル3階にある送迎デッキは、滑走路全体と駐機している航空機を見渡せる定番の場所です。
- 撮影の魅力: 離着陸する迫力ある機体を間近に見ることができ、フェンス越しではなくクリアに撮影できる窓もあります。夜間にはライトアップされた滑走路の幻想的な景色も楽しめます。
- おすすめの時間帯: 瀬戸内海の穏やかな空を背景にした、夕暮れ時の「マジックアワー」は特に美しい写真が撮れると人気です。
マニアが訪れる穴場スポット:周辺道路や展望台
空港周辺には、様々な角度から機体を捉えられるスポットが点在しています。
- 棲真寺(せいしんじ)の近く: 空港の北側にある小高い場所からは、滑走路に着陸する機体を真横から捉えることができます。
- 周辺の丘陵地: 広島空港は自然に囲まれた場所に位置しているため、少し離れた丘の上からは、緑豊かな景色と飛行機を組み合わせた雄大な写真が撮影可能です。
【安全上の注意】 撮影時には、私有地への無断立ち入りや交通の妨げになる行為は厳に慎んでください。また、フェンスや柵の乗り越え、立ち入り禁止区域への侵入は大変危険です。安全ルールを必ず守って撮影を楽しみましょう。
旅の始まりと終わりに!広島空港限定の絶品グルメ
広島空港での楽しみは、フライトだけではありません。出発前や到着後にぜひ味わいたい、広島ならではのグルメをご紹介します。
広島名物を堪能できる食事処
広島のソウルフードから、海産物まで、空港内で気軽に楽しめます。
- お好み焼き ほなみ:
- 広島風お好み焼きを提供する店舗です。フライト前に熱々のお好み焼きを味わえます。
- 尾道ラーメン 喰海(くうかい):
- 瀬戸内の小魚でとった出汁の醤油スープと背脂が特徴の尾道ラーメンを提供する店舗です。旅の思い出を締めくくるのにぴったりです。
空港限定スイーツとお土産
- 楓乃樹(かえでのき):
- **「メープルもみじフィナンシェ」**は、広島土産の定番として知られています。空港限定の品もあるため、チェックしてみる価値があります。
- 八天堂(はってんどう):
- 広島発祥の、とろけるような食感が特徴の**「くりーむパン」**。搭乗前の休憩や、お土産としても人気です。
まとめ
「飛行機の日」をきっかけに、広島空港の歴史と現在の魅力を再発見していただけたなら幸いです。
広島空港は、過去の課題を乗り越えて誕生した、地域にとって重要な空の玄関口です。利便性の高い施設と、飛行機を身近に感じられる撮影スポット、そして地域色豊かなグルメが融合した場所で、次の広島への旅、または空港でのひとときを、この記事でご紹介した情報をもとに、より豊かで思い出深いものにしてください。


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