1. 広島県の狩猟期間【基本情報とルール】
毎年11月15日に、一部の例外地域を除き全国一斉に狩猟が解禁されます。広島県で定められている狩猟期間とルールを正確に理解しておくことは、狩猟者だけでなく、山を利用するすべての人にとって重要です。
広島県の狩猟期間(2024年度・2025年)
広島県における一般的な狩猟期間は以下の通りです。
| 対象 | 期間 | 備考 |
| 一般的な狩猟鳥獣 | 11月15日から翌年2月15日まで | – |
| イノシシ・ニホンジカ | 11月15日から翌年2月末日まで | 狩猟期間が延長されます。 |
イノシシおよびニホンジカについては、鳥獣による農林水産業等への被害対策として、狩猟期間が延長されています。
狩猟を行う方が必ず守るべきこと
狩猟は、法律に基づいて許可された行為ですが、銃やわなを扱うことから、常に事故のリスクが伴います。狩猟者の皆さまは、以下の法令・ルールを徹底してください。
- 狩猟者登録の徹底: 狩猟を行う際は、必ず広島県知事の狩猟者登録を受け、登録証を携帯してください。
- 法令・マナーの厳守: 鳥獣保護管理法や銃刀法などの関連法令を遵守し、住宅地や公共施設周辺での発砲やわなの設置は厳禁です。
- 誤認事故の防止: 獲物だと誤認するような場所や、視界の悪い場所での狩猟を避け、周囲の安全確認を徹底してください。
2. 狩猟期間中の山での安全マニュアル【一般・登山者向け】
狩猟期間中、山や林には狩猟者や猟犬がいる可能性があります。登山やハイキング、キャンプなどで入山する一般の方々も、事故に巻き込まれないよう、以下の点に注意してください。
山に入る際の安全行動3原則
狩猟期間中に山に入る際は、自身の安全を守るため、以下の3つの行動を心がけてください。
- 目立つ色の服装を選ぶ
- 枯れ木や土の色に馴染む茶色や緑色の服装は避け、黄色やオレンジ色、赤色など、遠くからでも目立つ色のウェアを着用してください。これにより、狩猟者が誤認するリスクを大幅に減らすことができます。
- わなに近寄らない
- 狩猟期間中、山林にはイノシシやシカを捕獲するための**「くくりわな」が設置されていることがあります。わなが設置されている場所には、必ず標識が掲示**されています。標識を見かけたら、絶対に近づいたり、わなを移動させたりしないでください。
- 早朝や夕方の入山を避ける
- 薄暗い時間帯は、視界が悪く誤認事故が起こりやすくなります。安全のため、日の出から日没までの明るい時間帯に入山し、早めに下山しましょう。
猟犬に遭遇した場合
猟犬は通常、飼い主の指示で行動し、人間に危害を加えることは稀ですが、むやみに手を出したり、刺激したりするのは避けてください。
- 静かにその場を離れるか、立ち止まって犬が通り過ぎるのを待ちましょう。
- GPSを装着した猟犬は、飼い主が追跡している最中です。
3. 広島のニホンジカ捕獲について
広島県では、農業や林業被害対策のため、ニホンジカの捕獲が特に進められています。
ニホンジカの狩猟期間は2月末日まで延長されていますが、廿日市市宮島町は狩猟鳥獣の捕獲が禁止されている鳥獣保護区に指定されており、狩猟期間延長の対象外となっています。
入山する際は、鳥獣保護区などの情報を事前に確認し、安全管理を徹底してください。
山はすべての人々の財産であり、狩猟者と一般利用者が互いにルールを尊重し、配慮し合うことで、安全に利用することができます。


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